IDATENは、日本の感染症診療と教育を普及・確立・発展させるために活動している団体です。

IDATENとは?

日本感染症教育研究会(Infectious Diseases Association for Teaching and
Education in Nippon:IDATEN)は、日本における臨床感染症診療と教育の普

及・確立・ 発展を目的とし、


IDATEN とは?
  • 1) 感染症の実地診療が行える医師の育成・支援
  • 2) メーリングリスト等による情報交換
  • 3) 感染症セミナー・学術集会(ケースカンファレンス)の開催

を中心に活動しています。


会則(Ver13:PDFファイル)

 

 

 

 

 

 

 

代表世話人挨拶

 

2025年1月より日本感染症教育研究会(Infectious Diseases Association for Teaching and Education in Nippon:IDATEN)の代表世話人を拝命いたしました東京科学大学 統合臨床感染症学分野の岡本耕と申します。代表世話人として、この場を借りてご挨拶申し上げます。


本研究会は、2002年10月に「日本の感染症科を作る会」のメーリングリストの発足を起点とし、2005年1月21日にIDATENの第1回設立総会、そして2005年6月4日には第1回IDATENインタラクティブ・ケースカンファレンスが開催されました。今年で設立からちょうど20年になります。

本研究会は「日本における臨床感染症診療と教育の普及・確立・発展」を目的として、感染症の実地診療に携わる医療従事者のための育成・支援、メーリングリスト、メールマガジン等による情報交換・情報提供、感染症セミナー・学術集会(ケースカンファレンス)の開催などの活動を行ってきました。

この20年の間に日本における臨床感染症診療と教育の水準は大きく高まったように実感しますが、感染症の専門家がいない病院も多く、医学部・臨床研修病院で臨床感染症教育が十分に提供されている状態にはまだまだ遠いように思います。一方、薬剤耐性や新型コロナウイルス感染症などの新興・再興感染症の問題を含め日々様々な問題に直面している状況には変わりがありません。その意味で、これからも本研究会が果たすべき役割がたくさんあると思います。

本研究会の最大の特徴は、非専門家から専門家まで、多様な職種・経験をもつ多くの方が参加されていることです。その強みを生かして、学会などの他の団体、書籍やオンラインコースなど様々な教育の機会とも有機的に連携して、日本における臨床感染症診療と教育の水準を一層高め、医療従事者および患者さんに貢献していくような活動を継続していければと思います。

本研究会の活動は、参加されている皆さまによって成り立っています。本研究会の活動をぜひ皆さまの日々の診療および学びにご活用いただければ幸いです。

 

2025年1月 
日本感染症教育研究会(IDATEN)代表世話人
東京科学大学大学院医歯学総合研究科 統合臨床感染症学分野 岡本耕