1ページで読む『生物学的製剤およびJAK阻害薬と感染症』(関節リウマチ編)
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No. 682019. 03. 02
  • 諏訪中央病院 総合診療科
  • 村中 清春
    1ページで読む『生物学的製剤およびJAK阻害薬と感染症』(関節リウマチ編)

    2003年、関節リウマチに対してTNF阻害薬の一つであるインフリキシマブが国内認可され、現在使用されている生物学的製剤は8種類になる。さらに2種類のヤヌスキナーゼ阻害薬(JAK阻害薬)も国内で使用可能である(表1)。認可されてから間もない薬剤もあるが、おおむね感染症のプロファイル…続きを読む

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    No. 672018. 12. 25
  • 神戸市立医療センター中央市民病院
  • 土井朝子

    今年も残すところ少なくなってきました。いよいよインフルエンザの季節がやってきたので、今回はインフルエンザをテーマにしたいと思います。ただし、ここで述べることは筆者個人の見解であり、IDATENの公式見解ではありません。 季節性インフルエンザとは 季節性インフルエンザは世界で毎年多…続きを読む

    1週間以上持続する発熱・頭痛・倦怠感と血球減少のため紹介された78歳女性<br>(3/3)
    成人 > ケーススタディ
    No. 662018. 12. 05
  • 日本赤十字社和歌山医療センター 感染症内科
  • 小林 謙一郎、久保 健児、吉宮 伸洋
    1週間以上持続する発熱・頭痛・倦怠感と血球減少のため紹介された78歳女性<br>(3/3)

    本号は3分割してお届けします。 第1号 第2号 *本症例は、実際の症例に基づく架空のものです。 前回のまとめ 和歌山県中紀地方に居住している78歳女性。10日以上続く発熱、倦怠感があった。血球減少が進行したため、血液疾患やウイルス感染症を疑って骨髄検査や血清抗体検査を実施し、重症…続きを読む

    成人 > ケーススタディ
    No. 662018. 11. 28
  • 日本赤十字社和歌山医療センター 感染症内科
  • 小林 謙一郎、久保 健児、吉宮 伸洋

    本号は3分割してお届けします。第1号*本症例は、実際の症例に基づく架空のものです。 前回のまとめ 和歌山県中紀地方に居住している78歳女性。発熱、頭痛、倦怠感といった非特異的な症状で、近医から抗菌薬や総合感冒薬を処方されたが改善せず、血球減少も進行したため紹介された。 本症例のプ…続きを読む

    成人 > ケーススタディ
    No. 662018. 11. 20

    日本赤十字社和歌山医療センター 感染症内科

    小林 謙一郎、久保 健児、吉宮 伸洋

    本号は3分割してお届けします。 *本症例は、実際の症例に基づく架空のものです。 症 例 78歳の女性 主 訴 発熱、頭痛、倦怠感 現病歴 201x年10月14日、1週間続く39℃台の発熱、倦怠感を主訴に近くのクリニックを受診した。レボフロキサシン(クラビット®)、総合感冒薬(PL…続きを読む

    東京オリンピックと感染症(3/3)――蚊媒介性感染症
    成人 > レビュー
    No. 652018. 10. 27

    国立国際医療研究センター 国際感染症センター

    忽那 賢志
    東京オリンピックと感染症(3/3)――蚊媒介性感染症

    本号は3分割してお届けします。 第1号 第2号 前回は林修先生の「今でしょ!」リバイバル論について述べた。第3回目となる今回は、蚊媒介性感染症について述べたい。 デング熱のアウトブレイク再び? 蚊媒介感染症も流行が懸念されている感染症の一つである。2014年にデング熱が代々木公園…続きを読む

    東京オリンピックと感染症(2/3)――VPD(Vaccine Preventable Disease:ワクチンで予防可能な疾患)
    成人 > レビュー
    No. 652018. 10. 15

    国立国際医療研究センター 国際感染症センター

    忽那 賢志
    東京オリンピックと感染症(2/3)――VPD(Vaccine Preventable Disease:ワクチンで予防可能な疾患)

    本号は3分割してお届けします。 第1号 前回は主にルー大柴とマスギャザリングとの関係について述べた。第2回となる今回は、東京オリンピック・パラリンピックで特に注意すべき感染症について述べる。 麻疹ウイルスの国内持ち込みに要警戒! まずは麻疹・風疹・おたふく・水痘(MMRV)につい…続きを読む

    東京オリンピックと感染症(1/3)――マスギャザリングと感染症
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    No. 652018. 10. 06

    国立国際医療研究センター 国際感染症センター

    忽那 賢志
    東京オリンピックと感染症(1/3)――マスギャザリングと感染症

    本号は3分割してお届けします。 マスギャザリングと感染症のリスク 2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催される。実に56年ぶりの東京での開催であり、盛り上がるのも必定なのであるが、われわれ感染症クラスター的には盛り上がってばかりもいられない。東京都によるとオリンピック…続きを読む

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    No. 642018. 04. 02

    東邦大学 微生物感染症学講座

    小野 大輔

    埼玉医科大学 総合医療センター総合診療内科・感染症科

    岡 英昭

    本号は3分割してお届けします。第1号 第2号 今回のテーマ:難しい局面(2)「侵襲性感染症に対して抗菌薬を併用すべきか?」 少しでも殺菌能を上げる必要があるMRSA侵襲性感染症において、抗菌薬を併用するか否かをめぐっては、しばしば議論されるところです。シリーズ最後の第3回目である…続きを読む

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    No. 642018. 03. 27

    東邦大学 微生物感染症学講座

    小野 大輔

    埼玉医科大学 総合医療センター総合診療内科・感染症科

    岡 英昭

    本号は3分割してお届けします。第1号 今回のテーマ:難しい局面(1)「バンコマイシンのMICが高いMRSA株の治療は?」 第2回目である今回は、「難しい局面(1)」として、バンコマイシンのMICが高いMRSA株に遭遇した場合の治療について取り上げます。 前・後半に分けて、前半では…続きを読む