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No. 72. .
  • 神戸市立医療センター中央市民病院感染症科
  • 黒田浩一

    はじめに フルオロキノロン系抗菌薬は、非常に便利な抗菌薬です。最もよく使用されているレボフロキサシンは、肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラキセラ、マイコプラズマ、クラミジア、レジオネラなどの市中肺炎の原因微生物のほとんどをカバーします。また、大腸菌などの腸内細菌科細菌にも効果がある…続きを読む

    感染症危機管理とIDES(アイデス)
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    No. 712019. 06. 03
  • 国立成育医療研究センター 生体防御系内科部感染症科
  • 船木孝則
    感染症危機管理とIDES(アイデス)

    Kansen Journal、通称KJをご愛読の皆さん、こんにちは。感染症危機管理と聞いて、皆さんはどういうことを想像されるだろうか。具体的なイメージがわきにくいと思われた方もいるのではないだろうか。そうした方たちが、本稿を通してより具体的なイメージを持ち、感染症危機管理を身近に…続きを読む

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    No. 702019. 04. 24
  • 聖路加国際病院 感染症科
  • 松尾 貴公

    Medical Education in Infectious Diseases  読者の皆さんの施設で、医学生や研修医の感染症教育に関わることがある先生方はどれくらいいらっしゃるだろうか。 おそらく程度の差はあれ、多くの先生方が臨床推論や身体所見、抗菌薬の使い方やマネ…続きを読む

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    No. 692019. 03. 24
  • 北海道がんセンター 感染症内科
  • 藤田 崇宏

    はじめに:感染症専門医を悩ませる質問とは 感染症診療の原則は患者背景と臓器、そして微生物であり、この3つが決まれば抗菌薬は決定できる。学会発表や症例検討会では、まれな症候群や微生物の感染症の診断が付いて治療が開始されるところで話が終わることが多いが、臨床では抗菌薬を開始するところ…続きを読む

    1ページで読む『生物学的製剤およびJAK阻害薬と感染症』(関節リウマチ編)
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    No. 682019. 03. 02
  • 諏訪中央病院 総合診療科
  • 村中 清春
    1ページで読む『生物学的製剤およびJAK阻害薬と感染症』(関節リウマチ編)

    2003年、関節リウマチに対してTNF阻害薬の一つであるインフリキシマブが国内認可され、現在使用されている生物学的製剤は8種類になる。さらに2種類のヤヌスキナーゼ阻害薬(JAK阻害薬)も国内で使用可能である(表1)。認可されてから間もない薬剤もあるが、おおむね感染症のプロファイル…続きを読む

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    No. 672018. 12. 25
  • 神戸市立医療センター中央市民病院
  • 土井朝子

    今年も残すところ少なくなってきました。いよいよインフルエンザの季節がやってきたので、今回はインフルエンザをテーマにしたいと思います。ただし、ここで述べることは筆者個人の見解であり、IDATENの公式見解ではありません。 季節性インフルエンザとは 季節性インフルエンザは世界で毎年多…続きを読む

    東京オリンピックと感染症(3/3)――蚊媒介性感染症
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    No. 652018. 10. 27

    国立国際医療研究センター 国際感染症センター

    忽那 賢志
    東京オリンピックと感染症(3/3)――蚊媒介性感染症

    本号は3分割してお届けします。 第1号 第2号 前回は林修先生の「今でしょ!」リバイバル論について述べた。第3回目となる今回は、蚊媒介性感染症について述べたい。 デング熱のアウトブレイク再び? 蚊媒介感染症も流行が懸念されている感染症の一つである。2014年にデング熱が代々木公園…続きを読む

    東京オリンピックと感染症(2/3)――VPD(Vaccine Preventable Disease:ワクチンで予防可能な疾患)
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    No. 652018. 10. 15

    国立国際医療研究センター 国際感染症センター

    忽那 賢志
    東京オリンピックと感染症(2/3)――VPD(Vaccine Preventable Disease:ワクチンで予防可能な疾患)

    本号は3分割してお届けします。 第1号 前回は主にルー大柴とマスギャザリングとの関係について述べた。第2回となる今回は、東京オリンピック・パラリンピックで特に注意すべき感染症について述べる。 麻疹ウイルスの国内持ち込みに要警戒! まずは麻疹・風疹・おたふく・水痘(MMRV)につい…続きを読む

    東京オリンピックと感染症(1/3)――マスギャザリングと感染症
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    No. 652018. 10. 06

    国立国際医療研究センター 国際感染症センター

    忽那 賢志
    東京オリンピックと感染症(1/3)――マスギャザリングと感染症

    本号は3分割してお届けします。 マスギャザリングと感染症のリスク 2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催される。実に56年ぶりの東京での開催であり、盛り上がるのも必定なのであるが、われわれ感染症クラスター的には盛り上がってばかりもいられない。東京都によるとオリンピック…続きを読む

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    No. 642018. 04. 02

    東邦大学 微生物感染症学講座

    小野 大輔

    埼玉医科大学 総合医療センター総合診療内科・感染症科

    岡 英昭

    本号は3分割してお届けします。第1号 第2号 今回のテーマ:難しい局面(2)「侵襲性感染症に対して抗菌薬を併用すべきか?」 少しでも殺菌能を上げる必要があるMRSA侵襲性感染症において、抗菌薬を併用するか否かをめぐっては、しばしば議論されるところです。シリーズ最後の第3回目である…続きを読む