エアロゾル再考
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No. 832020. 09. 24
  • 東京大学医学部附属病院感染症内科、筑波大学附属病院病院総合内科
  • 伊東 完
  • 東京大学医学部附属病院感染症内科
  • 岡本 耕
    エアロゾル再考

    はじめに 2020年初頭に始まった新型コロナウイルス感染症の流行は、人々が国境を簡単に移動し、世界中が経済的・社会的・文化的に密接につながった21世紀の世界に大きな変化をもたらしている。新型コロナウイルスは主に飛沫感染によって伝播すると考えられているが、感染者とともに長時間換気の…続きを読む

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    No. 822020. 05. 11
  • 横浜市立脳卒中・神経脊椎センター薬剤部
  • 原 弘士
  • 埼玉医科大学総合医療センター感染症科・感染制御科
  • 小野 大輔
  • 埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科・感染症科
  • 岡 秀昭

    Q1:「以前にβラクタム系薬でアレルギーがあった」と言われた場合、他系統のβラクタム系薬については、慎重に経過をフォローしながら使用してよいのか? それとも避けるべきなのか?   A1:他系統のβラクタム系薬使用の可否は、認めたアレルギーの重症度やタイプによって判断をす…続きを読む

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    No. 812020. 04. 22
  • 東京医科大学病院 臨床検査医学科
  • 村松 崇

    はじめに SARS-CoV-2による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、コロナウイルスに対する活性が報告されているプロテアーゼ阻害剤のロピナビル/リトナビル(以下LPVr、カレトラ®)が使用される症例が続いている。効果については否定的なものも多く見受けられる…続きを読む

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    No. 802020. 02. 27
  • 日本赤十字社医療センター感染症科
  • 上田晃弘

    HIV感染症の治療は日進月歩である。現在も新規薬剤の開発が続き、多くの大規模臨床研究により様々な知見が明らかになってきている。これらを受けてHIV感染症の治療ガイドラインも頻繁に改訂されている。 治療の進歩は喜ばしいことだが、臨床医としては以前読んだガイドラインに記載されていたこ…続きを読む

    抗菌薬使用量(AMU)で用いられる分類・単位・指標について
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    No. 792020. 02. 20
  • 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター AMR臨床リファレンスセンター 薬剤疫学室
  • 小泉 龍士、石金 正裕
  • 抗菌薬使用量(AMU)で用いられる分類・単位・指標について

    「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」と「抗菌薬使用量(AMU)」 2016年に日本における「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」[1]が策定され、一般市民、医療従事者ともに薬剤耐性への対策が徐々にとられてきている。「薬剤耐性(AMR)アクションプラン」に掲げられている6…続きを読む

    <small><small>【ミニレビュー】</small></small><br>先天性風疹症候群
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    No. 782019. 12. 23
  • あいち小児保健医療総合センター救急科/総合診療科
  • 樋口 徹
    <small><small>【ミニレビュー】</small></small><br>先天性風疹症候群

    「僕たちにも、野球はできる!」 東京オリンピック(1964年)開催の翌年、沖縄で風疹が流行し、妊婦の25~30%が罹患したと推定された。妊娠初期4か月間に感染した妊婦は2000~2400人と考えられ、先天性風疹症候群(congenital rubella syndrome; CR…続きを読む

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    No. 772019. 12. 11
  • 相野田祐介
  • 皆さんは、Staphylococcus lugdunensis(S. lugdunensis)という菌名を聞いたことがありますか? 自分はこの「ラグド」もしくは「ルグドゥ」と聞いたときに、どこかのRPGなどに出てきそうな名前だなと思いましたが、ブドウ球菌だけれど黄色ブドウ球菌(S…続きを読む

    百日咳
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    No. 762019. 11. 19
  • 静岡県立静岡がんセンター感染症内科
  • 山本修平、伊東直哉
    百日咳

    百日咳に関する近年のトピックス 百日咳は現行の予防接種で抑制が十分できておらず、局地的な流行が断続的に起きています。重症化のリスクのある新生児での発生報告も途絶えていません。百日咳の流行状況や対策について、まずはポイントをまとめてみました。気になった方は、ぜひ次項からの本文をお読…続きを読む

    WHOが推奨する 新しい抗菌薬適正使用の基準 ――AWaRe分類
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    No. 742019. 09. 15
  • 国立国際医療研究センター 国際感染症センター AMR臨床リファレンスセンター
  • 日馬 由貴
    WHOが推奨する 新しい抗菌薬適正使用の基準 ――AWaRe分類

    抗菌薬選択の適正性を判断することの難しさ 2016年に日本における薬剤耐性(AMR)対策アクションプランが策定されたことで、医療者の薬剤耐性に対する意識はだいぶ変わってきたように思う。一般市民への啓発はまだまだこれからの面もあるが、少しずつ浸透してきていることも実感される。とある…続きを読む

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    No. 732019. 07. 29
  • 国立国際医療研究センター病院総合感染症科・国際感染症センター
  • 野本英俊、忽那賢志、早川佳代子、大曲貴夫

    今、経口抗菌薬を見直す意味  セファゾリンの供給停止問題は、一時的とはされているものの、日本の感染症診療に大きな影響を及ぼしています。この問題は、1種類の薬剤だけにとどまらず、他の静注抗菌薬の供給不安をも引き起こす事態になっています。 感染症診療における治療期間は、すべ…続きを読む