(4分割配信の2回目です。 1回目)※本症例は実際にあった症例を元に、個人情報などに配慮しつつ、 再構成したものです。 症例をまとめると、「CVポートを挿入され中心静脈栄養を行っている64歳の男性が、インフルエンザAと診断された後に発熱が5日間続き、5日目から表皮剥離を認めてい…続きを読む
(4分割配信の1回目です)※本症例は実際にあった症例を元に、個人情報などに配慮しつつ、 再構成したものです。 その日は朝から雪が降っていた。白く染まった大和三山を病棟の詰所から眺めながら、私は朝から自分が極楽浄土にいるような気分になっていた。 「ああ……雪景色のお寺もいいよなあ…続きを読む
(3分割配信の3回目です 1回目 2回目)*本症例は、いくつかの症例を総合して作成した架空の症例です。 診断:Lemierre症候群 アンピシリン・スルバクタムによる治療を開始した。3日後に血液培養からFusobacterium necrophorumが検出されてきたため、ペ…続きを読む
(3分割配信の2回目です 1回目)*本症例は、いくつかの症例を総合して作成した架空の症例です。 前回の情報をまとめると、「もともと健康な20歳代の男性で、発熱、咽頭痛が9日間ほど続いている。症状としては他に膿性痰を伴った咳がある。身体所見としては右扁桃腫大と、右前頚部の腫脹・圧…続きを読む
(3分割配信の1回目です)*本症例は、いくつかの症例を総合して作成した架空の症例です。 [症例] 20歳代の男性 [主訴] 咽頭痛 生来健康な男性が、「3日ほど前から喉が痛い」という訴えで、正月休みで混み合う救急外来を受診した。 経過1 3日前から咽頭痛と発熱が出現し、徐々…続きを読む
(4分割配信の4回目です。 1回目 2回目 3回目)前号に引き続き、ケースカンファレンスの内容をレポートします。 Case3 両肩が痛くて動けない患者さん (国保旭中央病院内科 清水さやか先生/岩渕千太郎先生) 肩痛は高齢の患者さんによく認められる症状だが、意外な展開となった。…続きを読む
(4分割配信の3回目です。 1回目 2回目)前号に引き続き、ケースカンファレンスの内容をレポートします。 Case 2 尿混濁と精液中の血液混入 (聖路加国際病院内科感染症科 吉田晴香先生/森信好先生) 大変活気あるカンファレンスとなった。 症例は30歳代のインド人男性。3週…続きを読む
(4分割配信の2回目です。 1回目) では今回より、ケースカンファレンスの内容に入ります。 Case1 担がん患者に発生した原因不明の好酸球上昇 (静岡県立静岡がんセンター感染症科 岸田直樹先生/大曲貴夫先生) まず最初のケースでは、Tierney先生と青木眞先生も討論に参加さ…続きを読む
(4分割配信の1回目です) 今回のケースカンファレンスでは、症例検討に先立って、第二回IDATEN teacher’s awardの贈呈式典と記念講演が行われました。受賞されたのは、皆さんよくご存じの『レジデントのための感染症診療マニュアル』(医学書院)の著者である、青木眞先生…続きを読む
(3分割配信の3回目です→1回目 2回目) ※本症例は、いくつかの症例を総合して作成した架空の症例です。 患者さんには入院していただき、補液を開始した。 C. difficile トキシンは陰性であったが、頻度と、治療可能性を考慮してEmpiric にメトロニダゾール1回25…続きを読む