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No. 292011. 08. 30

京都市立病院感染症内科

山本 舜悟

(今号は3週連続で配信しています。 1号目)  前回のやりとりの5分前、内科医が研修医と看護師にトリアージを指示した後、内科医は42歳男性の患者の問診をしていた――。 内科医「さて、血圧を測りながらお聞きしますけど、頭痛はいつからどんな感じで起こってきましたか?」 42歳男性「つ…続きを読む

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No. 292011. 08. 23

京都市立病院感染症内科

山本 舜悟

(今号は3週連続で配信します。)  あなたは総合病院に勤務している10年目の内科医師。年の暮れのある日、救急当直中です。深夜1時、救急外来で当直中に3人の頭痛患者が同時に来院しました。 1人目は42歳男性、普段は心療内科に通院中。 2人目は73歳女性、高血圧と高脂血症で通院中。 …続きを読む

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No. 272011. 06. 28
  • 所属 忽那 賢
  •  (今号は4週連続で配信しました。1号目 2号目 3号目)※本症例は、個人情報保護の観点から、経過や治療について大幅に加筆・変更しています。  患者に連絡を取ったところ、現在は解熱しているとのことであったが、再び発熱する可能性があるため治療を行うことにした。スピロヘータ感染症の治…続きを読む

    周期性の発熱と下肢痛を主訴に受診した20代女性(3/4)
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    No. 272011. 06. 21

    市立奈良病院感染制御内科

    忽那 賢志

    奈良県立医科大学附属病院感染症センター

    笠原 敬
    周期性の発熱と下肢痛を主訴に受診した20代女性(3/4)

     (今号は4週連続で配信しています。1号目 2号目)※本症例は、個人情報保護の観点から、経過や治療について大幅に加筆・変更しています。  これまでの患者の状況を整理すると、次のようになる。 9/1~8…ウズベキスタンのリシュタンに日本語学校でのボランティアで訪れた。9/…続きを読む

    周期性の発熱と下肢痛を主訴に受診した20代女性(2/4)
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    No. 272011. 06. 14

    市立奈良病院感染制御内科

    忽那 賢志

    奈良県立医科大学附属病院感染症センター

    笠原 敬
    周期性の発熱と下肢痛を主訴に受診した20代女性(2/4)

     (今号は4週連続で配信しています。1号目)※本症例は、個人情報保護の観点から、経過や治療について大幅に加筆・変更しています。  20歳代の女性、10~12日間隔の発熱、下肢の筋肉痛・関節痛……、まさかこれがウワサのTNF受容体関連周期性症候群なのだろうか。しかし、そん…続きを読む

    周期性の発熱と下肢痛を主訴に受診した20代女性(1/4)
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    No. 272011. 06. 02

    市立奈良病院感染制御内科

    忽那賢志

    奈良県立医科大学附属病院感染症センター

    笠原敬
    周期性の発熱と下肢痛を主訴に受診した20代女性(1/4)

    (今号は4週連続で配信します。)※本症例は、個人情報保護の観点から、経過や治療について大幅に加筆・変更しています。  2010年10月中旬。記録的な猛暑がようやく過ぎ去り、遠くから聞こえる鹿寄せのホルンの音色が、奈良にも秋が来ていることを告げていた。2010年は遷都1300年祭の…続きを読む

    発熱・悪寒を主訴にERを受診した20歳代男性(3/3)
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    No. 242011. 01. 18

    東京都立墨東病院 感染症科

    小林 謙一郎、中村(内山)ふくみ

    国立感染症研究所FETP-J

    古宮 伸洋
    発熱・悪寒を主訴にERを受診した20歳代男性(3/3)

     (今号のCase Studyは、3週連続で配信しました。1回目 2回目)※本症例は、実際の症例を参考に作成した架空のものです。 前回のまとめ:ウガンダとインドネシアへの渡航歴がある20歳代の男性。症状、身体所見、問診情報と渡航先の感染症流行情報から、ウガンダで感染した…続きを読む

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    No. 242011. 01. 12

    東京都立墨東病院 感染症科

    小林 謙一郎、中村(内山)ふくみ

    国立感染症研究所FETP-J

    古宮 伸洋

     (今号のCase Studyは、3週連続で配信しています。1回目)※本症例は、実際の症例を参考に作成した架空のものです。 前回のまとめ:ウガンダとインドネシアへの渡航歴がある20歳代の男性。発熱、悪寒、頭痛といった非特異的な症状で、近医からNSAIDsや抗菌薬などを処方されたが…続きを読む

    成人 > ケーススタディ
    No. 242011. 01. 06

    東京都立墨東病院 感染症科

    小林 謙一郎、中村(内山)ふくみ

    国立感染症研究所FETP-J

    古宮 伸洋

     (今号のCase Studyは、3週連続で配信します。)※本症例は、実際の症例を参考に作成した架空のものです。 症 例  20歳代、男性 現病歴  2010年7月10日に頭痛、筋肉痛、悪寒を伴う39度の発熱を認めた。翌日、近くのクリニックを受診して、ロキソプロフェン(ロキソニン…続きを読む

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    No. 222010. 09. 30

    東京女子医科大学感染症科

    藤田 崇宏

    (3分割配信の3回目です 1回目 2回目) ※本症例は、いくつかの症例を参考に作成した架空のものです 病歴を取り直す  血液培養からグラム陰性桿菌が検出されたという連絡を受けて、再度病歴を取り直したところ、なんとこの患者さんは発症の5~6日前に友人たちと川辺でキャンプをし、川の中…続きを読む